夏の休みの過ごし方

記事作成日:2022年7月31日

大人と子どもの夏休み

夏休みはいつから始まったのか?

明治初期フランスの制度を見本として学校制度が始まりました。それから数年後

アメリカを模範とする義務教育が生まれました。9月が新学期となる欧米では

新学期までの長期休暇ということで夏休みがあるため宿題がありません。

夏休みが作られたことはフランスやアメリカをお手本として作られていますが

4月が新学期となっている日本では学期の途中で長い休みを取ることで新しく

学んだことをまた一からやり直すことの無いように宿題が出されるように

なりました。賛否両論はあるとは思いますが私は宿題はできるだけ少ない方が

良いと思っています。夏休みは休みが終わると必ず戻る事ができる場所が

用意されていてそのコミュニティーに戻るための切符が宿題を提出すること

だ、と考えることもできると思っています。また夏休みの宿題がないと時間を

持て余すことになって生活リズムを崩しやすくなることも考えられます。

特に低学年では自分のことを自分でする習慣がまだ身についていないことが

考えられます。計画を立てて時間を過ごす習慣を作るためにも多すぎない宿題

は必要である気がします。しかし近年では共働き家庭が増え、子どもの習い事の

多さが目立つといわれます。何かをするスケジュールを自分で立てるのではな

く、沢山の習い事のスケジュールの管理をして自分をそこへ当てはめる流れ作業

が主となっているのでは無いでしょうか。自分の意思で少しの自由時間を作り

だせるのは子どものほうが得意かもしれません。長期的な目標に向かって行動

することは忍耐力と自制心が必要で大人が得意だと思います。

大人も子どもも一緒になって日々の中に小さなゴールを作って毎日少しづつ達成

することが日常になれば、それこそがエンターテイメントです。

遊園地や行楽施設、お祭りや文化活動その中にもエンターテイメントはありま

す。それは受け身の楽しみや遊び気晴らし娯楽に過ぎない一過性のものです。

休みの間には目先の楽しさに気持ちを奪われるような様々な誘惑があると思い

ます。夏の暑さや宿題の多さに負けないご褒美を自分に用意できたら、毎日の

ルーティンをエンターテイメントにできると思います。

私は週末金曜日に自分へのご褒美を作っています。これが次の週への活力になり

ます。夏の間だけは毎日好きな飲み物を用意します。今日1日を元気に過ごす

ことができます。これが私にとっての日常の中のエンターテイメントです。

岸和田教室で先月に空の絵を描きました。

自分の好きな空の資料を参考に「青空に白い雲」「夕焼け空に太陽」を

制作していました。

空を描いてみたい保護者の方もご希望があればワークショップを開催します。

1回70分 で無料で開催致します。

2名以上でお申し込みください。

ブログ一覧に戻る