Don't be afraid to fail.

記事作成日:2021年5月30日

今年度最初の英検一次試験が終わりました。

 5月30日 日曜日 2021年度1回目の英検一次試験が終わりました。

子どもたちは、いつから間違えないことがカッコイイこと、分からないことが

あることは恥ずかしいこと、と思うようになったのか?試験によって点数で評価

されることが、自己肯定感を下げるのか。人と自分を一つの価値判断だけで

評価する習慣がついてしまったからなのか。試験のなかった幼いころから

間違うことは恥ずかしいことという環境だったのか。このようなことに自分が

気づいたときから習慣を変えていくことは大切だと思いませんか?

 試験と一口に言っても小学校で行われる単元ごとなど短い期間で力の付き方

を確かめるテストから中学、高校、で行われるわりと長めの期間でついた力を

測る定期テスト、また英検やその他の専門的な資格を得るためにするテスト

と様々な種類のものがあります。 そして、全ての試験は結果に満足出来た時と

出来なかったときの気持ちを考えると不安になりますね。試験の日に不安になる

気持ちや面倒に思う気持ちも、毎日歯磨きをするように、起きて外出するときに

着替えをするように、毎日少しの目標を達成することで減らしていくことは可能

ではないかと思っています。 

試験中に解らない問題を解くときには解らないと思って不安になるのではなく

知らないことを知っていくチャンスだ。とか、解らないことがあるのは当たり前

と考えて英検の試験を受けてください。と、話しています。

また、教室では試験の前に何度も模擬テストを受けてもらい、その時どのよ

うに問題を解いているかを見ています。例えばリスニングの問題を解いている

ときに一度書いた解答を消して書き直したりした場合、多くの時は書き直した方

が間違えています。そんな時 「何故、書き直したの?」と聞きます。「なんと

なく、間違えていると思うから。」とか「考えていたら次の問題が始まっていて

聞き逃した。」など不安に思う気持ちで解答を間違えてしまうことがあります。

教室では生徒の解らない問題が出てきた時の対応の仕方や日々の自宅での学習の

仕方など一つ一つ一の不安や、面倒だと思うことをその都度解決していくことに

取り組んでいます。

多読英語を通してリアルな英語表現に触れ音読、暗唱、Speaking、Writing、の

トレーニングを通して文法と単語力をつけていくことが自分で学び続ける力も

育てていくことになるのだと思っています。これまでにも何度もお伝えしてい

ますが楽器やスポーツが上達するのと同じように続けることで出来るようにな

っていくのが言語習得です。習得出来た、と思ったときに英語を使ってどな事

が出来るようになっているか、を想像してこれからも楽しんで学習を続けて

欲しいと思います。

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