Enhance environmental performance✧

記事作成日:2021年4月30日

前よりもっと気持ちよく学習に取り組めるように教室を改良しました。

 今年の春休み期間に教室として使っている部屋をを大きく改良しました。

私は日頃から快適に過ごすために生活空間に物を溜めない、増やさない、また

様々な物事に出来るだけ直ぐに方を付ける習慣を続けています。些細なことで言

えば夜お風呂に入ることが面倒だななどと思った瞬間にお風呂に入る、

面倒な気持ちを引きずらない行動をとることで快適な時間を過ごすにようにして

います。 

 部屋を改良したことで、様々なことを見直すことになりより快適な時間を過

ごすことが出来るようになりました。教室へ通ってくださる生徒の皆さんにもい

つでも気持ちよく学習に取り組んでいただけると考えています。外部会場で教室

を運営していた頃とは違って家庭的な空間となっていますがコロナ禍でも安心し

て通っていただける環境を提供出来るように心がけています。

 私が16年前に子ども英語教室を開講したときから楽しく学べる場所、子ども

にとって安心して通うことのできる教室を作りたいと思ってきました。

2020年度から全国の小学校の3年生4年生に年間35時間分の英語学習を必修化。

5年生6年生には年間70時間分が教科化されました。必修化と違うのは教科化は

通知表で評価されるということです。

保護者の方々も受験のためや将来の就職のためなど周りの空気に押された価値に

翻弄させられて英語を学ばせている方もおられるかも知れません。

子どもにとって学ぶことは評価されることではなく違いを認め合うことができる

場所であることが一番大切な環境だと私は思っています。その後で子ども自身が

自分の得意なことや好きなことを安心してやり続けることができる。どのような

自分でも受け止めてくれる場所だと肌で感じ理解できると、自分自身を自分で認

めることができるのではないでしょうか。

 少し話が飛躍しますが大人になるとますます評価し合う環境の中で生活するこ

とが日常になります。テレビや新聞の中で見る世界はどこか自分とは違う世界の

ことと感じることができるかもしれません。ところがSNSなどを通して見える

世界は隣人の日常に「いいね」や「登録」など直接隣人の世界を評価することが

できる場所です。自分と隣人の世界を同一と勘違いしやすく、自分自身を自分で

評価してしまうということもできてしまう怖い環境です。評価とは価値があるか

どうかを見ることです、間違うと自分の生命も自分で亡くしてしまうほどの評価

をくだしてしまいます。

 話を楽しく学べる場所へ戻しますと言葉を学ぶということで評価されること

が赤ちゃんにあったでしょうか?ママやパパの話している言葉を真似して声に

出すうちに話せるようになったのです。評価ではなく感動があった時です。

日本全国の小学校で一斉に英語の授業が行われることに反対や賛成をしている

期間は終わりました。保護者は学校に学校は保護者に評価の目を向けずにすべて

の大人が日本語以外の言語を学ぼうとする子どもにエールを送って欲しいと

願っています。物心がついてから恥ずかしい思いや人前で間違えるという

ことはし楽しくないことです、そんなことに日々立ち向かっている子どもたちを

どうかそのまま受け止めてください。  

  「絵画造形教室から」

すべての子どもは様々な可能性を秘めていると私は思って疑いません。

子ども達に大きな可能性に向かって羽ばたいて行ってもらえるように自分を

100%肯定できるツールを持っていて欲しいと思います。

幼少期に音楽や美術などの芸術活動や手仕事をしていくことがそのツールに

なると考えています。絵画造形活動は子ども達が言葉で論理的に伝えることが

出来るようになる前の準備段階として自然に触れることや何かを作ったり、絵を

描いて表現することに時間をかけることで自分を肯定して自分を育てていく力が

育つと思っています。

自分を育てる力と美を感じ洞察力や達成感を育む力は長い人生を生きていく

上で言葉と言葉の間にある曖昧なものを大切にできる人になれるのではないか

と思います。

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